神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
瀬谷区版 公開:2017年10月5日 エリアトップへ

コミスクにお月見飾りを提供した、東野中PTA会長を務める 近 秀行さん 二ツ橋町在住 61歳

公開:2017年10月5日

  • LINE
  • hatena

日本の風習、地域で発信

 ○…節句にあわせ3月は雛人形、7月は七夕飾りなどを展示する試みを今年から始めた。「実家に人形が眠っていて、せっかくなら地域の人たちに見てもらえる場所で飾るのが良いのではと思った」と、東野中コミュニティスクールに提案。10月は「お月見どろぼう」の風習に倣った飾り付けを行う。「お年寄りには懐かしんでもらい、子どもたちには新鮮に感じてもらえるのでは」と期待を込める。

 〇…三ツ境生まれ。近所の私営プールでよく遊んだと言い、「学校から帰宅し、ランドセルを投げてすぐ出掛けたね」と、やんちゃな少年時代を思い返す。縫製の仕事をする母の姿を見て育ち、学生時代から服飾の道へ。デザイナーのアシスタントとして働きながら21歳で渡仏。縁あってウェディングドレスの製作に携わった。「欧州では家系ごとにベールの長さ、露出の度合いなどが違い、タブーもある。しきたりへの配慮は日本の文化特有。その点を評価してもらえたと思う」。アドバイザーとして立場を確立。20代の若さで、各国を渡って仕事をこなした。

 〇…長男の在学中に二つ橋小学校のPTA会長を経験。中学進学とともに、再び会長職を引き受けた。当時の校長の「一番は生徒の笑顔。そのために先生の笑顔も大事」という言葉に胸を打たれたという。横浜市PTA連絡協議会にも参加し、積極的に情報交換している。「雰囲気も良く、刺激をもらえる場」。話し合いを地元に還元し、中学生の活動をバックアップできるよう、努めている。

 〇…独立開業し、現在は瀬谷区で制服や作業着などに刺繍を施す会社を営む。以前は多かったという看護師や調理師からの依頼は年々減少傾向。「成り手の少なさなど、この仕事をしながら時代の変化を強く実感している」と語る。休日は中学2年生の長男と、共通の趣味である鉄道模型を楽しむことも。「一緒に過ごす時間が嬉しいね」と、充実した笑顔を見せた。

瀬谷区版の人物風土記最新6

横山 悟さん

「横浜隼人高校×ぽかぽかプラザ活性化プロジェクト」の取りまとめを担う

横山 悟さん

三ツ境在勤 62歳

3月28日

牟田 茂男さん

福島第一原発事故を題材に、絵本の原画展を開催している

牟田 茂男さん

旭区善部町在住 73歳

3月21日

石坂 幸子(こうこ)さん

創立40周年記念コンサートを開く、女声合唱団「せやあじさいコーラス」の代表を務める

石坂 幸子(こうこ)さん

阿久和南在住 86歳

3月14日

菅原 美穂さん

横濱花博連絡協議会の副会長を務め、マスコットのブンブンをデザインした

菅原 美穂さん

下瀬谷在住 38歳

3月7日

阿久津 修さん

厚生労働大臣表彰を受けた瀬谷北部地区民生委員児童委員協議会の会長を務める

阿久津 修さん

上瀬谷町在住 73歳

2月29日

家田 昌利さん

能登半島地震の緊急消防援助隊神奈川県大隊の第二次派遣で大隊長を務めた

家田 昌利さん

相模原市南区在住 59歳

2月22日

あっとほーむデスク

  • 3月28日0:00更新

  • 3月14日0:00更新

  • 2月29日0:00更新

瀬谷区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月28日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook