市内最大級の区民祭りとして毎年多くの人が訪れ、今年は10月22日(日)に旧上瀬谷通信施設のはらっぱで開催予定だった「瀬谷フェスティバル」が、同日に行われる衆議院議員選挙に伴い、翌週29日(日)に延期されることになった。先月28日の臨時実行委員会で正式決定した。
10月22日の解散総選挙が現実味を帯びてきたのは9月下旬。出店ブースやフリーマケットなどの団体が決まり、広報やチラシでのPRも固まっていた矢先の報道だった。フェスティバル事務局の区職員など関係者は、対応に追われた。
フェスティバルには職員に加え、出店者やステージ出演者として多くの区民が参加する。選挙でも投票所スタッフなどとして、住民の協力が欠かせない。両方に関わる人も多く、人員確保などから同日開催は難しいとして、事務局は29日への延期を検討していた。
28日の臨時実行委員会は区庁舎で行われ、網代宗四郎委員長や森秀毅区長、自治会町内会や関連団体の代表者など約30人が出席した。同日の閣議で衆院解散が正式決定したことを受けて、フェスティバルの「29日延期」を議論。職員が延期に伴う影響について、運営体制や出店、ステージプログラムなどの観点から説明した後、委員の賛成をもって延期が決まった。
一部プログラムが中止に
会場や時間(午前10時〜午後3時)に変更は無く、シャトルバスも運行される。出演を予定していた消防音楽隊と、女子ラグビーの強豪クラブ「YOKOHAMA TKM」は、日程が調整できず不参加となった。
出店者やフリーマケット団体、ステージ出演者など関係者には既に通知をしており、参加の可否を確認後、10月中旬までに再度内容を固める予定。区民への周知については、10月の広報と一緒に変更を知らせるチラシを配布するほか、ホームページなどを通じて行う。
臨時委員会終了後に網代実行委員長は、「(延期に)ご理解いただいた委員の皆様と、各方面に調整してくれている職員に感謝します」と話し、「開催が一週ずれてしまいましたが、多くの区民に足を運んで欲しい」と呼びかけた。
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