中秋の名月にあわせ、東野中学校コミュニティスクールでは「お月見」の飾りや供え物を展示している。
この展示は、各地に伝わる「お月見どろぼう」と呼ばれる風習に倣ったもの。昔、中秋の名月に飾られている供え物は子どもたちが盗んでも良いとされ、縁起物として親しまれてきた。「和製のハロウィンのよう」と齋藤信一館長は話す。
同コミスクでは今年から、東野中PTA会長を務める近秀行さん(人物風土記に関連記事)の提供で、季節の行事ごとに飾り物を展示するように。齋藤館長は、「季節の展示をきっかけに、来館者の方とのコミュニケーションが取れ、地域の交流が深まっている」と話した。
10月7日(土)は午前10時から正午まで、「お月見どろぼう」のイベントを実施。お菓子を配る予定。展示は8日(日)終了。
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