瀬谷区版 掲載号:2017年12月7日号
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子育て世代の広場「きりかぶ」を開所した五貫目町ムーミンの会の代表を務める 小林 茂美さん 五貫目町在住 73歳

居心地良い「きりかぶ」に

 ○…五貫目町周辺に暮らす親子の交流を目指し、1日に開所した「きりかぶ」。横浜市が進める「親と子のつどいの広場」として区内4カ所目の施設となった。民生委員・児童委員を務めていた3年半ほど前から、地域のキッズルームや会館で月1回の子育て広場を続けており、つどいの広場への移行が持ち上がったのは約1年半前。開催日が増えることで利用しやすくなる一方、運営の責任も負担も大きくなる。逡巡したが、周囲からの後押しと支援があり、移行を決意した。1日の開所式で新たなスタートを切り、「ホッとしている。ようやく、ここまできました」と胸をなで下ろす。

 ○…銀行と商社で働き、仕事漬けだったサラリーマン時代。退職に合わせて、五貫目町に移り住んだ。これまでに自治会長や民生委員・児童委員を歴任。一連の活動によって、世代や地域を越えた「新しい仲間」が出来たことが、きりかぶ開所に繋がったという。子どもと接するのは「苦手というか、下手というか」と苦笑い。現場は、赤ちゃん訪問員や育児の経験がある女性スタッフに任せて、自身は代表として安定的な運営や渉外に力を注ぐ。

 ○…子どもは独立し、妻と2人住まい。仕事を辞め、「人生でもう一回、何かチャレンジしたい」と様々な趣味を模索して始めたのが俳句だ。「『言葉』が好きな自分にピッタリだった」と、その出会いを語る。日常の出来事や心情を日記のように詠むのが、今の習慣。秋には横浜俳話会の大会で俳話会賞を初受賞した。「いつか、人の記憶に残るような俳句を詠めたら」

 ○…親子が気軽に立ち寄り、座れる場所という意味を込めた「きりかぶ」。施設前の道路を「きりかぶストリート」と親しみを込めて呼び、住民への浸透を図っていく。将来的なアイデアとしてシニア層との親睦も考えており、「高齢者が子どもに何か教えたりできたら面白い」と世代間交流も視野に入れる。

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