瀬谷区版 掲載号:2018年1月18日号 エリアトップへ

2018年平昌(ピョンチャン)パラリンピックで選手団長として日本代表チームを率いる 大日方(おびなた) 邦子さん 横浜市栄区出身 45歳

掲載号:2018年1月18日号

  • LINE
  • hatena

小さな「できた」を積み重ねて

 ○…3月に韓国・平昌で開催されるパラリンピックに日本代表選手団長として臨む。自身もかつて代表選手として94年のリレハンメルから長野、ソルトレークシティ、トリノ、バンクーバーと5大会連続で出場し、金メダル2個を含む10個のメダル獲得は日本人の冬季最多。「他の世界大会と比べても特別な大会。独特な雰囲気の中でも普段の実力を発揮できるよう、選手をサポートしていきたい」

 ○…県立柏陽高校2年の時に、座ったままでも滑れるチェアスキーの存在を知り、冬は月に1回ほどの頻度でゲレンデに向かった。初挑戦のリレハンメルは「出るだけ」だったが、その後に練習を本格化させた。そして迎えた98年・長野。冬季大会での日本人女性初の金メダルを手にした。そのことは自身だけでなく、パラリンピックの認知度をも上げることにつながった。その後も選手時代は海外で練習を重ね、1年の半分を雪上で過ごした。

 ○…交通事故で足を失ったのは3歳の時。父の手があとわずかでも遅ければ、足だけでは済まなかった。「命が残っているというのは、きっと何か意味があるのよ」。母の言葉はいつも背中を押した。一方で、当時の記憶は幼すぎて残っていない。そのため義足での生活に抵抗はなく、木登りやブランコが大好きだった。学級委員にも手を挙げるほど活発な姿に、「障害者なんだから大人しくしていればいいのに」との心ない声もあった。だが、「できることはなんだろう、どうしたらできるだろうっていつも考えてた。些細なことでも、『できた』っていう喜びは大きかった」。ひたむきな好奇心で道を拓いてきた。

 ○…「選手を見て、かっこいいでも、かわいいでもいい。『あの選手の太もも、すごいな』でもいい」。それは例えば、片足で可能性を追い続けるアスリートとの出会いにもなる。「障害があるないは関係ない。いろんな競技を知って楽しんでほしい」。祭典を前に声は弾む。
 

田近淳 司法書士事務所

相続・遺言・登記・債務整理・成年後見など法律の悩みご相談下さい。初回相談無料

http://www.tajika.jp/

<PR>

瀬谷区版の人物風土記最新6

岩脇 朋夫さん

開館20周年を迎えた中屋敷地区センターの館長を務める

岩脇 朋夫さん

中屋敷在勤 62歳

10月17日号

菊本 和昭さん

NHK交響楽団で首席トランペット奏者を務める

菊本 和昭さん

旭区在住 38歳

10月10日号

瀬戸 勇さん

「地方公務員が本当にすごい!と思う地方公務員アワード」を受賞した横浜市消防局職員

瀬戸 勇さん

瀬谷区在住 40歳

10月3日号

大内 昇さん

瀬谷歯科医師会の会長を務める

大内 昇さん

三ツ境在勤 56歳

9月19日号

畑 武士さん

NPO法人楽竹会(らくちくかい)の理事長を務める

畑 武士さん

宮沢在住 75歳

9月12日号

相原 健一さん

瀬谷保護司会の会長を務める

相原 健一さん

阿久和西在住 65歳

9月5日号

轟(とどろき) 淳次さん

国際ロータリー第2590地区(横浜・川崎)のガバナーに就任した

轟(とどろき) 淳次さん

三和矢崎サービス(株)代表取締役会長 76歳

8月29日号

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 10月17日0:00更新

  • 10月10日0:00更新

  • 10月3日0:00更新

瀬谷区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

ハロウィーンの催し多数

旭区

ハロウィーンの催し多数

テラスで12日からフェスタ

10月12日~10月27日

瀬谷区版のイベント一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

瀬谷区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2019年10月17日号

お問い合わせ

外部リンク