大相撲の地方巡業などで歌われる伝統芸能「相撲甚句」のコンサートが今月20日に瀬谷センター大広間であり、100人以上が詰めかけ立ち見客が出るほどの盛況ぶりを見せた=写真。
江戸時代の発祥とされる相撲甚句は、力士の土俵歴や地方の観光名所などを盛り込んだ、七五調の囃子歌。この日は横浜相撲甚句会(那須健二会長)の会員が、瀬谷の歴史や名所を歌詞にした甚句や、元横綱・千代の富士を称えるものを披露。中盤には、観客も一緒になって「ご祝儀一本締め」を歌い、相撲甚句独特の合いの手「あ〜、どすこい、どすこい」が会場に響いた。
これまでにも相撲甚句を聴いたことがあるという女性は「歌い手の声の張りが素晴らしく、感動しました」と話していた。
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