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「ピンチをチャンスに!減災共助の会」の世話人の一人として活動する 飯吉 明子さん 区内瀬谷在住 55歳

掲載号:2018年2月8日号

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要援護者の支え合い育む

 ○…高齢者や乳幼児、障がい者、外国人といった「災害時要援護者」が、避難所生活を体験して災害対応を学ぶワークショップを2月15日に開く。事業所の自衛消防組織で構成される「Seya防災ネットワーク」の分科会「ピンチをチャンスに!減災共助の会」一員として、地域の防災力向上に奔走。今回のワークショップは「要援護者でも出来ることがあると知ってほしい」と語り、共助の重要性を伝えたいとしている。

 〇…瀬谷駅近くの「親子のひろば『まんま』」のスタッフとして、子育て支援に取り組んでいる。同広場を始めて訪れたのは2004年。育児を相談できる人が周りにおらず悩んでいた時期だった。「とても助けられた。自分のために行っていた気がする」。いつしか支援する側になり、今では「近所のおばさんのような存在」と笑顔。東日本大震災の発災時は「揺れが怖くて一人でいられない」という母親たちの声に応じ、震災直後から広場を解放。「事業所の役割をより意識するようになった」と、防災を考えるきっかけになった。

 〇…13年1月、要援護者同士が日頃から周囲と連携して被害軽減を目指す「減災共助の会」が発足。前年に瀬谷消防署の呼び掛けで行われた避難所体験を同広場スタッフとして手伝い、「災害時、子ども連れは大変になる」と実感。分科会の立ち上げとともに参加した。今は福祉事業所や国際交流団体など幅広いメンバーが名を連ね、情報交換し交流を重ねる。地域防災拠点での講座も活動の一つ。要援護者への理解を深め、同時に「災害時は皆が被災者。一人ひとり、何ができるか考えてほしい」と願う。

 〇…「地域の防災意識が高まってきている」という手ごたえの一方で、4人いる分科会世話人の一人として「自分たちも知識をつけないと」と勉強会を行い、気を引き締める。今後は外国人に向けた働きかけなどを、関連団体と連携して強化したいと意気込んでいる。

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