1月に入り、瀬谷警察署管内でキャッシュカードを狙った「振り込め詐欺」が多発している。
この詐欺は、警察官やデパートの店員を装った犯人が「キャッシュカードが不正利用されている。新しくした方が良い」「還付金を振り込む口座が使えないため、カードを変える必要がある」などと電話し、被害者の自宅で直接カードを受け取った後、現金を引き出すという手口。犯人と被害者が直接接触するため第3者の目が届きにくく、現金を騙し取るまでの時間が短いことなどから、被害が拡大しているという。
2017年は、同署管内で33件の振り込め詐欺が発生。11月は5件中3件、12月は7件中1件が、カード狙いの犯行だった。1月は4件全てが同様の手口で、70〜80代の高齢者が計400万円を騙し取られている。2月は8日時点で5件の発生が確認されており、被害が増えている。
「『キャッシュカードを取りに来た』は詐欺です。ドアを開けない、暗証番号を教えない、すぐ通報するなど対応を」と同署の川合健生活安全課長。チラシを作成し、自治会の集会などで継続的に注意を呼び掛けるとしている。
※8日起稿
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