県政報告【7】 東日本大震災から7年 瀬谷区選出神奈川県議会議員 田村ゆうすけ
毎年この時期に掲載させて頂いておりますが、私が政治家を目指すきっかけが、7年前の東日本大震災でした。私の生まれは宮城県仙台市であり、親戚は津波にさらわれ7年が経ちました。その後、防災対策を訴え、2015年4月の統一地方選挙では、実績の無い私を期待のみで県議会に送って頂きました。防災対策を柱に社会福祉・障害福祉・子育て世代支援の取り組みを掲げ、来月で県議会議員として3年が経ちます。
皆様の期待に応えられるよう取り組みを続け、昨年の本会議一般質問では、神奈川県と東京都が管理する2級河川・境川の浸水被害対策について質疑を行いました。県土整備局長からは、「瀬谷区域では、川幅が狭い相鉄線の橋梁付近の約1・1Km区間を優先して護岸整備に取り組んでいる」という答弁を頂き、近隣住民の皆様への一定の安心・安全を確保することができました。3月23日には住民説明会も開催予定です。
障害福祉の取り組みでは、三ツ境商店街に全国でも初めてとなる商店街単位での取り組みで「筆談マーク」を各店舗に設置してもらい、聴覚障がい者の方々が利用しやすい環境整備を行いました。
また、子育て支援の取り組みでは、新生児聴覚検査費用を負担してもらうよう横浜市に協議し、今年7月からは費用3千円で検査を行えるよう、調整しています。
来年度も、防災対策・社会福祉・障害福祉・子育て世代支援を柱に、瀬谷区民の皆様のご意見を形にしていきたいと思います。瀬谷区の安心・安全のため、そして東日本大震災で身内を失うという、つらい思いを区民の皆様にはしてもらいたく無い一心で、今後も防災対策に努めてまいります。
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