瀬谷区を拠点とする少年・少女硬式野球チーム「瀬谷リトルシニア野球協会」(川口正寿会長)の中学生チームが、3月25日から大阪で開かれる「第24回 日本リトルシニア全国選抜野球大会」に関東代表として出場する。7年ぶりとなる同大会に、前田颯汰主将(2年)は「攻めるプレーで勝ち上がりたい」と意気込む。
全国大会は日本リトルシニア中学硬式野球協会の主催。全国各地の予選を勝ち抜いた48チームが26日から31日までトーナメントで優勝を争う。瀬谷リトルシニアは、昨年の南関東予選で敗者復活戦から上位14位に入って関東へ。秋に開かれた関東大会ではベスト16になり全国切符を手にした。
堅守からリズム
瀬谷リトルシニアは、創立42年の歴史を有するチーム。旧上瀬谷通信施設内のグラウンドを拠点にしており、現在は未就学児童から中学校3年生まで約100人が、年齢ごとに4リーグに分かれて練習。中学生は、3年生を含めて55人が所属している。
2年生を中心とした新チームに移行して以降、全国制覇を目標に練習に励んできたという。堅守からリズムを作り、攻撃につなげる戦いを得意とする。守備の中心はエース・辻永虎王(こお)選手(2年)で、力あるストレートを武器にチームを引っ張る。打線の軸は、フィジカルに優れているという4番・柳澤大空選手(同)。「人一倍努力していて、何より信頼できるバッターです」と前田主将は太鼓判を押す。星雄一郎監督はチームについて「一生懸命で、劣勢になっても諦めない」と教え子を評する。
全国大会初戦の対戦相手は、関西地区代表の京都丹後。前田主将は攻守両面で「攻めるプレーを心掛けます」と語り、守備では打球を前に出て捕り、攻撃では打席の初球から狙っていくという。主将としては「皆がプレーに集中できるよう引っ張っていきたい」と抱負を語る。星監督は「全国は、選手たちにとって貴重な経験になる。個人・チームとして成長できる大会にして欲しい」と期待する。
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