瀬谷区版 掲載号:2018年3月15日号 エリアトップへ

相模線沿線写真コンテストで最優秀賞を獲得した 柳 盛康さん 北新在住 70歳

掲載号:2018年3月15日号

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”人”に魅せられて

 ○…子どもの宮参りに訪れて笑顔を見せる家族と、それを祝福するように花咲かせる桜の木。柔らかな木漏れ日が差し、家族の明るい未来を連想させる――。相模線沿線写真コンテストの花の部門で最優秀賞に輝いた「佳日」は、被写体のなかでも特に好きだという”人”にスポットを当てた作品だ。「見た人の心を和ませたり、温かい気持ちにすることができると思うんです」。人物写真ならではの伝わる力を信じている。

 ○…30歳の頃、我が子の成長記録にと写真を撮り始めた。コンテストに出品するようになったのは40代。初挑戦した県の大会では、2人の子どもが遊んでいる作品で佳作を獲得した。それから倶楽部などには属さず、「自分のペース」でコツコツと腕を磨いた。コンテスト入賞歴も多く、審査員の講評を糧として技術向上に努めてきたという。今は主に県央で開かれる様々な行事などに足を運ぶ。「一瞬のシャッターチャンスをものにできるか。そこが難しいけれど面白い」と目を輝かせる。また、カメラマンとして「人に迷惑をかけない」を心がけ、基本という撮影マナーを疎かにしない。

 ○…生まれは東京で、瀬谷区には40年ほど前に移り住んだ。20代半ばから65歳まで、近隣の市役所に勤務。学生の頃から車好きだったこともあってか、役所ではダンプカーに始まり、市長や議長の公用車の運転手を長く務めたという。「神経を使う仕事でした」と振り返るように、安全運転に加え、言葉遣いや態度も常に市民の目を意識して、自分を律し続けた。

 ○…子どもがきっかけで没頭するようになった写真撮影。いま情熱を注ぐのが、7歳と生後半年になる孫を撮ること。住まいは埼玉と遠いが、週一回は育児サポートも兼ね、車を2時間走らせて孫のもとへ。「どれだけ撮っていても飽きない」とシャッターを切り続ける。「孫の成長を撮り続けることが、今の夢ですね」と顔をほころばせた。

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