京都府で3月24日、25日に行われた「第19回全国中学選抜卓球大会」で、横浜隼人中学校女子卓球部が準優勝を果たした。
同大会は男女各48チームが出場し、リーグ戦、トーナメント戦を実施。団体戦は4シングルス・1ダブルスの5試合6人制となっている。
昨年の同大会で初優勝した同部。今回のチームは当時の優勝メンバー一人以外、全国大会未経験。顧問の大越時恵教諭は厳しい展開を予想していたと言い、「期待と不安、両方あった」と話す。
予選リーグを通過した同部は、決勝トーナメント初戦に勝利。大東中学校(岩手県)との準々決勝は「持っている力以上のものを出せた」(大越教諭)と言い、2試合先取されたが逆転し、3対2で接戦を制した。準決勝を突破し、決勝戦は明徳義塾中学校(高知県)と対戦。1試合目に勝利したものの続けて敗れ、4試合目は1点の差で惜敗した。森口蒼生さん(3年)は「プレッシャーはなかった。準優勝できて嬉しい」と喜んだ。
全国1週間前には関東大会で優勝し、自信と勢いがついたという同部。大越教諭は「結果を出すという気持ちが強かった。チームの雰囲気の良さが勝利に繋がった」と分析。確実に得点できる安定性を身に付け、夏に向けチームを作り直していくとしている。
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