神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
瀬谷区版 公開:2018年4月12日 エリアトップへ

横浜市 ごみ分別案内にAI導入 4月から本格稼働

社会

公開:2018年4月12日

  • LINE
  • hatena
対話形式で分別を案内する画面
対話形式で分別を案内する画面

 横浜市資源循環局は人工知能(AI)技術を使い、ごみの出し方や処分にかかる手数料などを対話形式で案内する「イーオのごみ分別案内」を1日から本格稼働した。

質問に自動回答

 市では2011年度から独自の分別検索システム「ミクショナリー」を運用してきたが、検索ワードを入力すると部分的に一致するすべての情報が表示されるなど使いにくさもあった。

 AI技術を使い対話形式でごみ分別の利便性向上を図る新システムについては、NTTドコモから提案を受ける形で昨年3月から共同で実証実験を開始。1年間で214万件を超える利用があり、そのうちの3割がコールセンター稼働時間外の利用だった。こういった結果を受け同局では「市民ニーズに応えることができ、人的コストの軽減にもつながる」と判断。新年度からの本格稼働を決めた。

 新たな分別案内は対話形式でメッセージを送信する「チャット」の仕組みを導入。AIを用いることで従来のシステムに比べ、スムーズな回答を可能にした。利用者が質問を入力すると同局のイメージキャラクター「イーオ」が会話調で回答。例えば「電池の捨て方を教えて」と質問を入力すると「電池は乾電池、充電式電池、ボタン型電池、コイン型電池のどれ?」と返事が来る。自分が捨てたい電池の種類を選択すると捨て方を知ることができる。

スマホにも対応

 「イーオのごみ分別案内」の利用は同局のホームページ上に配置されているキャラクターをクリックするとシステムが起動する。さらに4月1日からは、すでに稼働している「横浜市ごみ分別アプリ『ミクショナリー』」をダウンロードするとスマホなどでも利用することが可能になった。

 市では転入時に分別方法などを示した冊子を配布しているが「調べやすい環境」の選択肢を増やすことでルールに沿ったごみの排出につなげたい考え。同局では「スマートフォンに慣れた若い世代に利用してもらうことを期待したい」と話す。
 

瀬谷区版のローカルニュース最新6

4月から雇用率引上げ

障害者就労

4月から雇用率引上げ

市も企業啓発に注力

3月28日

平時から災害時までサポート

平時から災害時までサポート

横浜市が避難ナビ

3月28日

利用促進へ官民学が連携

阿久和団地ぽかぽかプラザ

利用促進へ官民学が連携

広報ツールやイベントで

3月28日

義援金を受付

能登半島地震

義援金を受付

赤十字社が12月まで

3月28日

災害に強い地域を目指して

災害に強い地域を目指して

植木区長と網代会長が対談

3月28日

4月から「瀬谷区版」は「旭区・瀬谷区版」となります

【Web限定記事】タウンニュース社からのお知らせ

4月から「瀬谷区版」は「旭区・瀬谷区版」となります

3月28日

あっとほーむデスク

  • 3月28日0:00更新

  • 3月14日0:00更新

  • 2月29日0:00更新

瀬谷区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月28日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook