大門小学校の「第41回たこあげ大会」が5月12日、瀬谷本郷公園で行われ、同校児童や地域住民など大勢の家族連れでにぎわった。
同大会は1978年に開始。周辺地域では昔、男児が生まれると凧を贈る習慣があり、凧揚げも行われていたと言う。
昨年開催予定だった40回目の大会は、悪天候で中止に。2年ぶりの大会当日は適度に風が吹き、晴れ晴れとした気候に恵まれた。参加者はまず、会場に用意されたビニール凧のキットで凧を組み立て、アニメキャラクターなどを自由に描き、オリジナルの凧を仕上げた。その後、風が吹いたタイミングで一斉に揚げ、思い思いに楽しんでいる様子だった。
同大会の実行委員長であり、同校PTA会長を務める高橋孝輔さんは、「地域の関わりが希薄になっている中で、凧揚げを通して一体感を味わえる良い機会となっています。今後も継続していけたら」と話した。会場で子どもたちの様子を見守っていた同校の佐藤峰子校長は、「今年は天候に恵まれて何より。お父さん達の参加率も高くてありがたいですね」と笑顔で語っていた。
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