「大変なこともあるけれど、利用者の方の笑顔に励まされます」と話すのは、1年前に来日し、瀬谷町の特別養護老人ホーム「愛成苑」で働くベトナム人のドアン・ティ・ゴック・アインさん(25)。同施設では日本政府の経済連携協定(EPA)に基づき、2年前から外国人の介護福祉士候補者を受け入れており、現在4人が勤務する。
家族のため看護師になろうと、現地の看護学校に通っていたアインさんは、日本での仕事に興味を持ち、EPA参加を決意。当初は日本語に苦労するなど不安もあったが「周りの皆さんのおかげで少しずつ慣れてきました」と笑顔。現在は入浴や食事の介助も一人で出来るほどになったという。
今後は国家試験に備え、仕事と勉強の両立が目標のアインさん。「いつか日本の観光地に家族を連れて行ってあげたい」と近い将来の夢を語った。
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