神奈川県内で一斉実施中の自転車マナーアップ強化月間にあわせ、瀬谷警察署員ら関係者が5月21日、瀬谷駅北口広場でキャンペーンを行い、自転車の交通ルールについて区民に周知を図った。
運転時の判断力を計測する機器などをマイクロバスに搭載した、交通安全教育車「ゆとり号」が瀬谷区に初登場。参加者はシミュレーターを操作し、危険箇所の把握や自身の運転の特徴などを確認した。親子で参加する姿も見られ、幅広い世代が交通ルールについて改めて考える機会となった。
区内で自転車事故増
同署交通課によると、同署管内における交通事故件数はこの5年ほど減少傾向が続いていたが、昨年増加に転じた。中でも、自転車に関連する交通事故は昨年の同時期(1〜4月)に比べ10件増の42件。これは交通事故全体170件中、約24パーセントにあたる。
区内の自転車事故の傾向は、交差点付近での発生が約7割に上り、見通しが悪い狭あい道路が多い瀬谷区の特徴だという。また、子どもが関連する事故は約4割で、5月から6月にかけて小学生の交通事故が増加傾向にあるとして、同課では「各小学校で年1回は安全教室を行うなど、交通ルールの指導を続けていく」としている。
瀬谷区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|