瀬谷区版 掲載号:2018年6月14日号
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瀬谷消防署 消火にプール水活用へ スポーツクラブと協力体制

社会

覚書を交わした八釼署長(前列中央右)と、スポーツクラブNAS瀬谷の藤本支配人(同左)
覚書を交わした八釼署長(前列中央右)と、スポーツクラブNAS瀬谷の藤本支配人(同左)

 瀬谷消防署(八釼猛署長)と瀬谷駅南口近くのスポーツクラブNAS瀬谷(藤本香奈支配人)が今月6日、大規模災害に備えるため、同クラブのプール水を消火用水として活用できる覚書を締結した。駅南口周辺は木造建物が多い地域で、火災発生時の被害軽減などが期待される。

 同署によると、大規模地震の発生時に水道管の破損などによって消火栓が使えなくなる可能性がある。そのため、防火水槽や河川、学校のプールなど様々な方法で水を確保する必要があるという。

 覚書の締結によって、震度5以上の地震や大規模断水が発生して消火栓が使用できなくなった場合などに、瀬谷消防署や消防団がプール水を使えるようになった。プールの大きさは約365㎥で、地域などに設置されている一般的な防火水槽(40㎥)の約9倍。八釼署長は「消火活動を行うのに、十分な水量です」と説明する。

 6日の締結式には、八釼署長を始めとする消防関係者と藤本支配人が出席。覚書にそれぞれサインをかわした。

 藤本支配人によると、スポーツクラブNASは戸塚区や緑区の施設でも同様の取り組みをしており、今回も地域貢献の一環として瀬谷消防署に協力を打診したという。「災害が発生しないことが一番ですが、何かあれば全力で協力します」と藤本支配人。八釼署長は「木造の建物が多い瀬谷駅南口周辺において、消防用水を確保することは大きな課題でした。地域の安全のために有効に活用したい」と話した。
 

十分な水量を有するNASのプール
十分な水量を有するNASのプール

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