乳幼児の事故や救急医療について理解を深める「赤ちゃん教室」が、今月20日に二ツ橋地域ケアプラザで開かれた。参加した母親らは、事故を未然に防ぐ住まい環境や、突発的な病気への対応策を学んだ。
赤ちゃん教室は初めて子育てする人を支援するため、瀬谷区が定期開催している。内容は親子遊び、栄養士や歯科衛生士による離乳食・口腔ケアの指導など。20日は瀬谷消防署の署員が講師を務めた。
署員は、子どもの死亡事故の多くが家庭内で発生しているとして、危険箇所を指摘。細いコードが首に巻きついて窒息したり、深さ10cmほどの浴槽水で溺死してしまうなどと注意を促した。
教室の後半では、子どもが発熱やけいれん状態になった時の対処法を説明し、子どもの体調に異常を感じた場合は「昼間のうちに早い段階で、かかりつけ医を受診して下さい」と強調した。さらに、救急車の出場件数が増加傾向にあり、病院までの到着時間が長くなっている点を取り上げ、病気の症状について相談できる救急相談センター「♯7119」の利用を呼びかけた。
参加者は「センターや近くにある救急医療施設について知ることが出来て良かった」と話した。
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