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熱中症による救急搬送 区内で早くも急増 高齢者中心に6月で6件

社会

掲載号:2018年7月12日号

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 熱中症による救急搬送が、瀬谷区で6月下旬から増加傾向にある。6月だけで6件発生しており、昨年同月(0件)を大きく上回るペース。75歳以上の高齢者が屋内で発症するケースが多く、瀬谷消防署では、屋内でも油断せずに小まめな水分補給やエアコンなどの利用を呼び掛けている。

 熱中症は、温度や湿度が高いなかで体温が調節できなくなり、めまい、体のだるさ、吐き気、頭痛などを引き起こす。悪化すると、けいれんや意識障害にもつながる。

 同署警防課によると、熱中症を原因とする救急搬送は6月3日〜9日に2件、17日〜23日に1件、24〜30日に3件発生している。7月は、9日午前8時の時点で3件。例年は7月から8月にかけてピークを迎えるが、今年は関東甲信越地方が観測史上最も早い6月29日に梅雨明けしており、署員は「気温上昇が増加の一因では」と分析する。

 6月の熱中症は、屋外と屋内でそれぞれ3件発生。搬送者のうち4人は、75歳以上だった。室温上昇した屋内で過ごし、体温が40度まで上昇していたケースもある。「高齢者は、気温や体温が上がっていることに気付きにくい場合があります」と署員。温度計や湿度計を置いたり、同居する家族が室温や高齢者の体調変化に注意すべきという。

「予防策の実践を」

 主な予防策はスポーツドリンクや経口補水液、塩タブレットなどで、水分と塩分をバランスよく摂取すること。カフェインを含むお茶やコーヒーは利尿作用があるため、注意が必要という。室内では28度を超えないようエアコンや扇風機で調整する。外出時は小まめに休憩するほか、日傘や帽子で日射しが直接当たることを防ぐ。

 署員は「気温が高い7月と8月は、全体的な救急搬送件数が増える時季です。熱中症の予防策を実践してもらえれば」と話している。

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