公共施設や水辺などの自然で涼を取り、節電しようと2011年に始まった「クールシェア」。近年は、熱中症対策としてクールスポットを利用するケースも。瀬谷区では施設やイベントを紹介するリーフレットを作り、クールシェアを呼びかけている。
クールシェアとは、夏の冷房時の室温を28度に設定して快適に過ごそうという「クールビズ」から発展した取り組み。冷房が効いている公共施設などクールスポットを共有することで、節電につなげようという狙い。省エネを目指す取り組みとして始まったが、最近ではクールスポットを休憩所などと位置づけて、熱中症予防につなげている自治体もある。
瀬谷区では2012年度からクールシェアの呼び掛けをスタート。16年度からはイベント開催や、オリジナルのグッズ製作に取り組み、周知に力を入れてきた。
今年も、区内のクールシェアスポットを紹介するリーフレットを作成し、三ツ境駅や瀬谷駅、区内公共施設などで配布している。7月から8月にかけて行われるイベントの紹介のほか、二ツ橋の水辺や宮沢遊水地など「水辺」スポット7カ所、瀬谷市民の森を始めとした樹林や公園など「森」スポットは5カ所掲載。区政推進課担当者は、「この機会に、瀬谷らしい自然豊かな場所を知ってもらえたら」と話す。
各施設でイベント
地域子育て支援拠点「にこてらす」では、7月から8月の間、デッキの気温が28度を超えた場合に水遊びを行うほか、瀬谷図書館では8月9日(木)に「納涼ひよこのおはなし会」と題し、読み聞かせ(要申込)を行うなど、涼しい室内で楽しめるイベントも充実。参加者には、オリジナルのせやまる折りたたみうちわがプレゼントされる(無くなり次第終了)。
同課では「熱中症には充分気を付けながら、無理のない範囲で活用してほしいと思います。家族や友達と楽しんでもらえれば」と呼び掛けている。
クールシェアに関する問い合わせは同課【電話】045・367・5632へ。
瀬谷区役所から防災・減災に関するお知らせ自宅が安全ならお家で避難が有効。自宅の安全を確保し、備蓄品を準備しましょう。下記動画もチェック。 https://www.city.yokohama.lg.jp/seya/kurashi/bosai_bohan/saigai/t20230904115015761.html |
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