7月26日から8月20日にかけて東海地方で行われる全国高等学校総合体育大会(インターハイ)。区内高校からは陸上競技で2選手、卓球競技では、横浜隼人高校女子卓球部が出場を決めている。 7月20日起稿
陸上競技
「インターハイは夢の舞台。今でも出場できる実感が無いんです」。そう話すのは、6月の南関東大会で円盤投げ4位、やり投げ5位になり、2種目で全国に挑む瀬谷西高校の花岡紗葵さん(3年)。中学時代はバレーボール部だったが、高校進学後の部活体験会をきっかけに、陸上部に入部した。投てきに必要な身体を作るためのフィジカルトレーニングや基礎練習は厳しかったというが、「下積みの練習を続け、着実に飛距離が伸びるのが楽しかったです」と振り返る。
初挑戦となるインターハイでは、やり投げで決勝進出、特に力を注いでいるという円盤投げでの表彰台を目指す。円盤投げで決勝に進むためには、40m以上をマークする必要があるが、花岡さんの最高記録は39m32cm。自己ベストを更新し、決勝進出と表彰台を達成するためには精神面での充実が重要だとして、「全国の雰囲気にのまれることなく、自分らしい投てきを決めたいです」と意気込む。
横浜隼人高校の村石怜司さん(3年)は南関東大会男子400mで47秒81の記録で4位入賞を果たし、2年連続2回目のインターハイ出場を決めた。
昨年秋、身体の故障から思うような走りが出来ないままオフシーズンへと突入。悔しさの反動で力をつけることが出来たという村石さん。「インターハイ出場が決まってホッとした」と語る。同部顧問の浅香正幸教諭は「南関東はレベルの高い選手が集まった。持っている力を出し、競り合った結果、全国出場につながった」と評価する。村石さんはインターハイに向け「去年よりも精神的に落ち着いている。大会が楽しみ。自分の力を出し切りたい」と抱負を語った。
女子卓球
横浜隼人高校女子卓球部は、13年連続13回目のインターハイ出場となる。春に行われた県予選で全国出場を決めた同部。同時期に行われた関東大会では、同部初の関東3連覇を成し遂げ、「自信につながった。勢いがついたと思う」と松井彩音主将(3年)は話す。
普段の練習では、3年生が率先して良い空気を作ろうと声を掛け合う。また、大会前には対戦相手の特徴などを細かく分析したシートを活用し、対策を練るという同部。部員同士で意見を交換し、チームワークを高めている。松井主将は「先生や先輩など、今まで支えてくれた方々に恩返しが出来るよう、日本一を目指します」と力を込めた。
同部は団体戦のほか、シングルスに松井主将、藤田奈子さん(2年)、青木優佳さん(2年)、松井薫音(ゆきね)さん(1年)、小畑美月さん(1年)の5人が出場。ダブルスでは青木さんと小畑美月さん、藤田さんと原田夏鈴さん(1年)、小畑美菜さんと松井主将が出場する。
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