10月6日からインドネシアで開かれる「2018アジアパラ競技大会」に、区内宮沢在住の齊藤元希さん(横浜隼人高校2年)が男子車いす卓球(クラス4)の日本代表選手として出場する。4年に一度の大舞台で、「自分の持てる力を出し切って、勝利を掴みたいです」と力強く飛躍を誓う。 ※10月1日起稿
「自分の力、出し切る」
アジアパラ競技大会は、13日までジャカルタで開催。車いす卓球は、障がいの状態によって1〜5までクラス分けされており、数字が小さいほど障がいの程度が重い。齊藤さんが出場する「クラス4」には今大会、アジア各国から20人弱がエントリーしており、予選リーグと決勝トーナメントが行われる。
齊藤さんは今年4月、昨年度の大会成績などによって、日本肢体不自由者卓球協会から「NT(ナショナルチーム)候補選手」に指定された。日本代表に選ばれたことについて、「4年に一度の特別な大会。チャンスがあれば出たいと思っていました」と話す。
より高いレベルへ
齊藤さんは先天性脳性麻痺によって足に障がいがある。三ツ境小、原中の出身。中学で車いす卓球を始めると、早くから国内大会で上位に入り、16年度に同協会の「育成選手」になった。4月からはNT候補選手の指定に加え、ジュニア(23歳以下)からシニアに移り、よりレベルの高い選手と競ってきた。
アジアパラ競技大会では、自分より体格が大きく、パワーが上の強豪と戦うことになる。「相手の力をかわして、自分のパターンに持ち込めるかどうかがポイント」と分析。打球に緩急をつけたり、きわどいコースに打ち返したりと、テクニックを武器に相手と渡り合う考えで、「一試合でも多く勝ちたいです」と意気込む。競技を始めて以来、二人三脚で練習に取り組んできた父・由宣さんは「厳しい勝負の世界。結果にこだわり、自分の成長に繋げてくれれば」と期待を寄せている。
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