神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
瀬谷区版 公開:2018年10月18日 エリアトップへ

西部ユースプラザ ひきこもり支援に理解を 地域セミナーで啓発

社会

公開:2018年10月18日

  • LINE
  • hatena
講演する池田所長(中央)
講演する池田所長(中央)

 ひきこもり状態の若者などの現状と将来について地域で考えようというセミナーが今月5日に二ツ橋地域ケアプラザであり、区民や行政職員など関係者が参加した。

 若者の社会参加を支援するよこはま西部ユースプラザ(保土ケ谷区/池田正則施設長)が主催するセミナー。横浜市の2017年度調査によれば、市内では約2万7000人(15歳〜64歳)がひきこもり状態にあると推計されている。今回の試みは、こうした問題に対する理解者を地域で増やす狙い。9月上旬から5日にかけて、区内5カ所のケアプラザで行われた。

 セミナーで池田施設長は市の若者支援策として、総合相談を受け付ける青少年相談センター、市内4カ所の地域ユースプラザ、就労を後押しする若者サポートステーションの3機関を紹介した。また、ユースプラザ内にある「フリースペース」の役割についても言及。ひきこもり状態にある人が家族以外の他者と接点を持つことの重要性と、その難しさを説明した上で、「本人に『人と一緒に居ても大丈夫』という気持ちを持ってもらうことが大切」などと呼びかけた。

 参加者からは「ひきこもりに至る理由は人それぞれ違う。どう対応すれば良いのか迷ってしまう」という意見があり、池田施設長は「ご家族で判断するのは難しいケースもある。私たちの様な第3者だからこそ出来ることもある」と答えた。

 西部ユースプラザでは10月末と11月に旭・泉・保土ケ区の3区で同様のセミナーを予定している。日程や会場は以下。時間はいずれも午前10時からで、申し込み不要。

▽旭区/10月30日(火)・二俣川地域ケアプラザ▽泉区/10月31日(水)・泉区役所4階4ABC会議室▽保土ケ谷区/11月21日(水)・保土ケ谷区役所3階301会議室

 問い合わせは西部ユースプラザ【電話】045・334・3040。

瀬谷区版のローカルニュース最新6

4月から雇用率引上げ

障害者就労

4月から雇用率引上げ

市も企業啓発に注力

3月28日

平時から災害時までサポート

平時から災害時までサポート

横浜市が避難ナビ

3月28日

利用促進へ官民学が連携

阿久和団地ぽかぽかプラザ

利用促進へ官民学が連携

広報ツールやイベントで

3月28日

義援金を受付

能登半島地震

義援金を受付

赤十字社が12月まで

3月28日

災害に強い地域を目指して

災害に強い地域を目指して

植木区長と網代会長が対談

3月28日

4月から「瀬谷区版」は「旭区・瀬谷区版」となります

【Web限定記事】タウンニュース社からのお知らせ

4月から「瀬谷区版」は「旭区・瀬谷区版」となります

3月28日

あっとほーむデスク

  • 3月28日0:00更新

  • 3月14日0:00更新

  • 2月29日0:00更新

瀬谷区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月28日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook