瀬谷区連合町内会自治会連絡協議会(区連会)会長などを務める網代宗四郎さん(74・北新在住)がこのほど、長年にわたり自治会など団体の代表を務めた人に贈られる「自治会等地縁による団体功労者総務大臣表彰」を授与された。
同表彰は、地域団体の代表者を長年務め、活動を通じて良好な社会を維持形成した功績が認められた人に対し、総務大臣が授与するもの。今年度は横浜市から網代さんを含む2人が選ばれ、11月28日には総務省で表彰式が行われた。
網代さんはこれまで、30年以上にわたり瀬谷区内の各団体で地域活動を牽引してきた。青少年指導員に始まり、瀬谷第二小学校や下瀬谷中学校のPTA会長ならびに役員、瀬谷第二地区連合自治会や地区社協などでも会長職を歴任。2016年には各自治会町内会等の代表からなる区連会の会長に就任し、行政との連絡調整役を担う。また、瀬谷区制50周年記念事業の実行委員長も務めるなど、多忙な日々を送る。
表彰について、「これまでの活動が認めてもらえたというのは嬉しいこと。『日々勉強』をモットーに、多くの方々と出会い話す中で学ばせていただきました」と謙虚に語る。また、「地域の先輩方が続けてきたことに価値をプラスできるよう努力したい」とし、世代間の交流を促す取り組みを加えるなど、新たな動きを意識しているという。
支えてくれる家族や周囲に対する感謝を何度も口にした網代さん。「地域の皆さんと同じ目線で、ともに考えていきたい」とし、来年に迫る区制50周年を見据える。
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