交通事故の瞬間を再現してルールを守ることの大切さを伝えようという教室が12月11日に南瀬谷中学校であり、約500人の生徒がスタントマンの迫力ある再現シーンを目の当たりにした。
この手法は「スケアードストレート」と呼ばれるもので、恐怖体験によって危険行為をしないように促す。瀬谷区役所が主催し、スタントマン事務所の(株)オフィスワイルド(川崎市)が実演した。
教室では同社スタッフが、携帯電話やイヤホンの使用、2人乗りなど自転車運転中の危険行為について、事故現場を再現しながら解説。右折中の自動車と自転車が激しく衝突するシーンでは、高く浮き上がったスタントマンが地面に叩きつけられ、生徒たちから叫び声が上がった。自動車の死角や内輪差による事故の説明もあり、スタッフは「見て聞いて、感じたことを忘れないで下さい」と呼びかけ。生徒の1人は「教わったことを活かして交通ルールを守っていきます」と話した。
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