試作品のおみくじを手にする同館職員
瀬谷図書館が初の試みとして、手づくりりの「新年開運図書館みくじ」を１月５日（土）から31日（木）まで行う。２０１９年の運勢やお薦め本などが書かれているもので、同館職員は「新年の運試しと、新しい本との出合いをぜひ楽しんで下さい」と来館を呼びかけている。
新たなジャンルとの出合いに
おみじくは、大人用と子ども用の２種類。「大吉」や「吉」などに加えて、願い事・仕事・家庭・勉強・おでかけなどの運勢も星の個数で紹介している。
特徴的なのが、本に関する運勢が添えられている点だ。大人用には、「食う寝るところに住むところ 生活を楽しむと吉 特に美味しそうな本がおすすめ」「本との新しい出会いが吉。誰かのオススメの中に良い出会いが」などと書かれており、その内容にマッチした本・著者名なども紹介している。「普段なら読まないようなジャンルの本に触れるきっかけになって欲しいです」と職員。また、子ども用のおみくじでは、本の内容を理解しやすいようにと、簡単なあらすじも盛り込んでいる。
来館呼びかけ
正月に合わせた開運みくじは、全国の自治体や学校などの図書館で実施例がある。横浜市内では珍しいという。実施に向けて準備を進めてきた職員は「瀬谷図書館は、最寄りの瀬谷駅から少し離れた場所にあります。（開運みくじが）来館を促すことにつながれば」と期待を寄せる。
おみくじは大人用と子ども用で、それぞれ１日１００個限定となっている。15日（火）は休館。問い合わせは同館【電話】０４５・３０１・７９１１。
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