今年の瀬谷区制50周年を音楽でお祝いしようと、区民合唱団「Harmonie(ハルモニー)♪SEYA」が、2月17日(日)に瀬谷公会堂で開かれる「輝く!せや!ひと!フェスタ」のステージに立つ。公募で集い昨年11月から練習を重ねてきた103人が、ハレルヤコーラスや民話合唱曲の鎌取池を披露する。
区民から広く参加を募り、100人を超える規模で合唱するのは、瀬谷区で初の試み。「50周年という節目に、地域の人たちがつながれる音楽イベントを企画したかったんです」と、区民合唱団の発起人で指導にあたる志村紀美江さん。当初は50人規模の合唱団を考えていたが、区職員などの後押しもあって、100人を目指して公募した。想定を大きく上回る応募があり、高校生から80代までが顔をそろえた。
練習は11月に始まり、これまでに6回行った。「団員同士、励まし合いながら練習しています。合唱団内に、よい和が広がっています」と、実行委員長を務める浅岡孝雄さん。合同練習に加えて、自宅などで個別トレーニングに取り組む団員も多く、志村さんも上達ぶりに手ごたえを感じている。
17日に公会堂で
ステージ(入場無料)は17日の午後3時20分から50分まで、瀬谷公会堂の講堂で行われる。演奏曲目はヘンデル作曲「メサイア」から、「序曲 シンフォニア」「And the Glory of the Lord」「Hallelujah(ハレルヤ)Chorus(コーラス)」。民話合唱曲「鎌取池」では、唄と芝居に加え、紙芝居をステージに映して臨場感たっぷりに歌い上げる。
志村さんは「実行委員や区役所の協力などもあり、開催までこぎつけることができました」と感慨深げに話し、「若い人から高齢者まで幅広い世代が、音楽で50周年をお祝いするという目標に向かい頑張っています。ぜひステージを楽しんで下さい」と多くの来場を呼びかけている。問い合せは区地域振興課【電話】045・367・5693。
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