瀬谷区の2019年度の自主企画事業の予算案がこのほど発表された。総額は9502万1000円。区制施行50周年を盛り上げる事業が多く盛り込まれているほか、災害対策や学習支援、区民活動支援などに関連する予算も増額されている。
9502万1千円を計上
「自主企画事業費」とは、区が地域の特性や課題に対応するための予算。19年度は区制50周年事業に、前年度比400万円増額の500万円を計上。10月5日の式典をはじめ、「出張!なんでも鑑定団」の公開収録(9月8日)、記念誌の発行(3月)などが予定されている。また、「瀬谷の魅力発信・名所づくり事業」にも周年関連として、市の花バラを活用したおもてなし事業(仮称)、冬季のイルミネーション、史跡を巡るガイドブック(仮称)の制作などが盛り込まれた。
前年度から301万円増額の災害等対策事業には、境川の増水に備える防災スピーカーの運用・維持管理費が新たに計上されている。教育関連では、放課後に学習支援を行う実施校を7校から9校に増やす見込み。
区民活動支援事業では、区民の読書に対する関心を高める取り組みとして、劇や電子書籍などを紹介するフェスタを開催する。また、自治会町内会が所有している掲示板の整備費用を補助する制度も始める計画だ。
区職員は自主企画事業の予算案について、「50周年事業だけでなく、足元もしっかり固めるバランスのとれた編成になっています」と話している。
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