神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
瀬谷区版 公開:2019年3月7日 エリアトップへ

阿久和地区センターの館長を務める 高井 滋夫さん 保土ケ谷区在住 62歳

公開:2019年3月7日

  • LINE
  • hatena

利用しやすさ追求

 ○…年間10万人を超える来館者がある阿久和地区センター。館長として、2人の副館長やスタッフと協力しながら運営にあたる。目指しているのは「気持ちよく利用できる地区センター」だ。空調など不具合を見つければ修繕を行い、スタッフ全員で挨拶を徹底しては来館者の気持ちを和ます。ハードとソフトの両面から、快適な施設を追い求める。「私はどちらかというと後方支援です。裏方として利用しやすい環境づくりに努めたい」と柔和な表情で話す。

 ○…大学卒業後に横浜市役所に入庁し、主に税金や区画整理などに関わる課に勤務。再任用後の働く場所として選んだのが、宮城県多賀城市の復興支援だった。「なかなか行く機会が無かったのですが、被災地がどうなっているのか、ずっと気になっていたんです」。2016年4月から2年間にわたり単身赴任し、市職員の経験を活かして区画整理事業に従事。休日など時間を見つけては、津波で大きな被害を受けた仙石線沿いを歩き、被災地の現状を見つめた。

 ○…家族は妻と4人の子ども。登山好きで、育児などで離れていた時期もあったが、東北時代に再燃。苦しい坂を登りきり、樹林帯を越えた地域に足を踏み入れた瞬間の心地よい風や、開けた景色が醍醐味という。「山は地方によって趣が異なります」と、今は北陸の白山に関心を抱く。

 ○…まもなく館長就任から1年が経つ。今後の目標の一つは部屋の稼働率を上げること。昨年は夏休みに会議室を学習室として開放するなど手を打った。若い世代へのPRも重要で、昨年からツィッターで情報発信する。「利用者の意見をしっかり聴いて運営してきたい」とも語り、意見箱や利用者会議などを通じてニーズの把握に努め、より良い施設を目指していく。

瀬谷区版の人物風土記最新6

横山 悟さん

「横浜隼人高校×ぽかぽかプラザ活性化プロジェクト」の取りまとめを担う

横山 悟さん

三ツ境在勤 62歳

3月28日

牟田 茂男さん

福島第一原発事故を題材に、絵本の原画展を開催している

牟田 茂男さん

旭区善部町在住 73歳

3月21日

石坂 幸子(こうこ)さん

創立40周年記念コンサートを開く、女声合唱団「せやあじさいコーラス」の代表を務める

石坂 幸子(こうこ)さん

阿久和南在住 86歳

3月14日

菅原 美穂さん

横濱花博連絡協議会の副会長を務め、マスコットのブンブンをデザインした

菅原 美穂さん

下瀬谷在住 38歳

3月7日

阿久津 修さん

厚生労働大臣表彰を受けた瀬谷北部地区民生委員児童委員協議会の会長を務める

阿久津 修さん

上瀬谷町在住 73歳

2月29日

家田 昌利さん

能登半島地震の緊急消防援助隊神奈川県大隊の第二次派遣で大隊長を務めた

家田 昌利さん

相模原市南区在住 59歳

2月22日

あっとほーむデスク

  • 3月28日0:00更新

  • 3月14日0:00更新

  • 2月29日0:00更新

瀬谷区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月28日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook