区制50周年を歌で祝おうと、区民による第九合唱団が30年ぶりに結成される。主催の“音楽のまちSEYA”実行委員会(志村紀美江委員長/共催・瀬谷区役所)は、12月の本番に向けて団員を募集している。
同実行委員会は2月に行われた「輝く!せや!ひと!フェスタ」で、区民103人がハレルヤのコーラスを披露したことをきっかけに発足した。音楽で街を盛り上げようと区内在住者14人が実行委員に名を連ねている。
区民参加型による第九の合唱は、区制20周年に披露されて以来30年ぶり。志村委員長は「今までも第九をやりたかったが、予算的なことや合唱の指導の難しさで実現できなかった面もある」と話す。
今回は瀬谷区いきいき区民活動支援補助金の活用や、国内外で活躍する指揮者・奥村伸樹さんの協力もあり実現したという。「みんなでやるからこそ今までにない第九をつくりたい。50周年のお祝いと次の瀬谷区の50年に繋げていければ」と志村委員長は意気込む。
合唱団員を募集
コンサートは12月15日(日)に瀬谷公会堂で開催。当日は奥村さんが指揮を務め、CMやアーティストライブにも出演しているオーケストラ「ザ・クラシック・オーケストラ東京」が生演奏する。また、練習では奥村さんやプロのテノール歌手による発声などの指導が予定されている。
対象は区内在住・在学・在勤、または区内を拠点に活動するグループに所属する高校生以上で定員100人。応募多数の場合は抽選。参加費は【1】第九初心者コース1万円、【2】第九経験者コース8千円。高校生・大学生は両コースとも5千円。楽譜代は実費負担。
活動回数は【1】7月から12月まで19回、【2】8月から12月まで17回。時間は午後2時から4時。練習場所は瀬谷区役所5階会議室(練習日によって時間・場所の変更あり)。
参加希望者は区内の地区センターなどの公共施設で配布されている申込書に必要事項を記入し、〒246―0021瀬谷区二ツ橋町190瀬谷区役所地域振興課「50thSEYA区民第九合唱団」担当へ郵送、または直接窓口へ申し込む。申込締切は、5月31日(金)必着。
志村委員長は「プロの指揮者とオケの生演奏で歌える二度とない貴重な機会です。ぜひハレルヤで参加した方もそうでない方も一緒に楽しくやっていきましょう」と笑顔で参加を呼び掛けている。
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