横浜瀬谷ライオンズクラブの第46代会長に就任した 佐藤 康(やすし)さん 本郷在住 49歳
迷わず誰かのために動く
○…「We Serve(われわれは奉仕する)」をモットーに活動する奉仕団体・横浜瀬谷ライオンズクラブ(LC)。薬物乱用防止の標語コンクールや、年2回区内のイベントなどで献血車を手配し現地で献血を呼び掛ける。同LCには約5年前に入会。2年間幹事を務め、今年度は17人の会員をまとめていく存在へ。「まだまだ勉強中ですが、これから1年間瀬谷のために何か新しいことをしていきたい」と決意を新たにする。
○…2018年度は、子どもが通う瀬谷中学校のPTA会長を務めていた。生徒から寄せられたトイレの改修や、PTA活動の負担を軽減する取り組みを進めるなど1年間奔走した。仕事の傍ら、週3日で学校に通う日々。組織を変えるために会則を読み込み、理解を深めて活動に活かした。「初めてPTA会長を務めましたが、周囲に助けられました。最後までやりきって満足です」と笑みをこぼす。
○…生まれも育ちも瀬谷で、高校卒業後は不動産の営業や大工を経験。建具職人だった父の影響もあり、リフォーム関係の道へ進むことを決意。23歳でリフォーム会社(株)ランディックホームを立ち上げた。ボランティアに関心を抱くきっかけは、東日本大震災だった。「泣きながら泥の中からランドセルを探し出す親を見て、いてもたってもいられなかった」。人脈を辿って単身で石巻市へ飛び込んだことも。誰かのために迷わず動く姿勢が今に繋がっている。
○…今後は同LCの知名度を上げるための情報発信や会員増強に注力したいという。「ウチは結束力のあるクラブ。瀬谷を盛り上げていく団体として“人は人のために生きて人となる”を自分の軸に活動していきたい」と力強く語り、決意と共に新しい一歩を踏み出す。
|
|
|
|
|
|