瀬谷区版 掲載号:2019年9月5日号 エリアトップへ

瀬谷保護司会の会長を務める 相原 健一さん 阿久和西在住 65歳

掲載号:2019年9月5日号

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面倒見の良さ滲み出る

 ○…保護観察処分を受けた少年や刑務所から仮釈放された人を受け入れ、生活面での助言や進学・就労の支援を担う瀬谷保護司会。再犯や犯罪の抑止を目的に、瀬谷駅での啓発運動や瀬谷フェスティバルにも参加している。「保護司の本来の活動と共に、地域への啓発や会員の増加、環境づくりにも取り組んでいきたい」と意気込む。

 ○…保護司は法務大臣から委嘱を受けた非常勤の国家公務員。対象者を受け入れる事前準備として、引受人や帰住地の環境調整も行う。「保護司は色んな対象者と向き合い、指導していく究極のボランティア」と語る。定期的な面談で対象者が家に来ないことも多々あった。しかし、保護観察期間が終了して約5年経った人から「算数を教えてほしい」と連絡があったことも。「一瞬でもその人の心が動いた瞬間だった。嬉しくなってドリルを一緒に解いたよ」と笑みを浮かべる。

 ○…秦野市出身。小学2年生の頃に父の仕事で瀬谷へ。大和市役所に勤めながら、率先して子ども会を引き受けたり、自治会長として当時の体制づくりにも奮闘。40代の頃に尊敬する地域の先輩から誘われ、保護司を引き受けた。市役所を退職したあとは、妻と二人で仲人の仕事を始めた。「学生時代からコンパの幹事をしてきた。友人が成婚したときの当時の嬉しさを仕事にしてみたかった」。面倒見の良さは若いころから変わらぬ気質だ。

 ○…同会の会員は定数30人に対し21人と不足しており、会員増加は大きな課題だという。また、「保護司は個々で動くことも多く悩みを一人で抱えるケースも」と会員の活動環境も憂慮する。「そんな悩みを相談しあえる環境づくりをして、負担を減らしていきたい」--。より一層、精力的に活動していくことを誓う。

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