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ふるさと民話の会 左馬社の歴史、紙芝居で 例大祭で初の試み

文化

掲載号:2019年10月10日号

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稲葉さん(中央)と同会のメンバーら
稲葉さん(中央)と同会のメンバーら

 瀬谷区橋戸の左馬頭源義朝を祀る左馬社の例大祭が9月に行われ、ふるさと民話の会(高梨茂夫代表)が同社の歴史を紙芝居で披露した。同社の歴史をまとめた紙芝居が例大祭で上演されたのは初。

 紙芝居は「さば社の独り言」と題し、境川付近にあったとされる同社が西福寺の隣にある理由や名前の由来などの歴史を伝えるもの。例大祭当日は来場者が紙芝居の絵を見やすいようにと、プロジェクターに投影して披露した。左馬社世話人会は「地域の方に左馬社の歴史を知ってもらう良い機会だった。来年もお願いしたい」と話す。

「民話や伝承広めたい」

 瀬谷の民話や伝承を、紙芝居を通して地域に広めたいと2007年に発足した「ふるさと民話の会」。作画を担当する高梨代表を中心に約15人が所属している。これまでに同会が手掛けた紙芝居は童話を題材にしたものも含め20作品以上となる。

 「さば社の独り言」は17年から制作が始まり、今年完成した。同会事務局の稲葉勤さんは「地元に古くから伝わるものを形に残してくれないかと、住民の皆様から話があったのが始まりでした」と制作のきっかけを話す。また「地元の方や西福寺の住職の方にも協力いただき、紙芝居の構想にとても時間をかけました。何度も作っては意見をもらい修正の繰り返しでした」と振り返った。高梨代表による作画は、今年に入ってから取り組んだという。

 区内の小学校や老人会などでも紙芝居を披露している同会。当日の来場者からは「知らなかった」「勉強になった」と声があがり、手ごたえを掴んだという。稲葉さんは「今後も定期的に公演ができればと思っている。また新作を作っていかなければ」と笑顔を見せた。

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