「高めよう文化、ひろげよう人の輪」を会是とする瀬谷区文化協会(小川肇会長)が11月9日(土)に創立50周年を迎える。同日と10日(日)には瀬谷公会堂で、毎年恒例の文化祭を開催。発足時からの会員という佐竹波奈世さん(96歳)のステージなど特別企画を行い、節目を盛大に祝う。
同協会は、「瀬谷文化協会」として1969年11月9日に発足。同年10月1日に戸塚区から分区して誕生した瀬谷区と同じく、今年が50周年の大きな節目にあたる。2018年に名称を「瀬谷区文化協会」に変更。現在は20団体、およそ200人が加盟している。
会員が日ごろの成果を発表する文化祭は70年5月、生け花や写真などの展示、筝曲や吟詠など演技の2部門で第1回が行われた。71年は旧区庁舎の落成記念合同芸能祭があったことから開催されなかったものの、72年からは毎年欠かさず続けられている。2006年に就任した小川会長は「行政や地域の方々、各種団体などと文化活動を通じて交流を深めてきました。50年の歴史の積み重ねが今につながっています」と感慨深げに振り返る。
佐竹さんが歌披露
49回目の文化祭は9日と10日に瀬谷公会堂で開催。ホワイエや会議室には会員らが手がけた創作人形、生け花、書道、陶芸など多彩な作品が並ぶ。9日の午後2時からは初の試みとして、小学生対象の生け花体験会も行う予定(先着20人・午前11時30分から受付)。
ステージには歌や踊り、詩吟、ジャズバンド、和太鼓、少林寺拳法など様々なジャンルから延べ350人ほどが登場する。10日には、カラオケや舞踊を学ぶ「西宝会」の主宰者で96歳にして現役の佐竹さんが歌声を披露するほか、佐竹さんへのインタビューも行う。また、両日はあづまの幼稚園の園児による鼓笛演奏、未就学児含めた子どものフラダンス、相撲甚句、太極拳など今年ならではのプログラムが数多く用意されているという。
小川会長は「協会に多大な貢献をされた佐竹さんや子どもたちのステージなど見所が多い。多くの人に来場してほしい」と呼びかけている。
開催時間は9日が正午から午後5時30分、10日が午前10時から午後4時30分。問い合わせは板橋多賀雄(たかお)副会長【電話】045・302・9678。
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