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補聴器・聴こえの鍵は「正しい用法」 「加齢難聴は治療でなく補聴器の利用を」
重い難聴に長年苦しみ、その体験をベースとして活躍する戸塚区の補聴器職人・大槻公孝さん。独自の調整技術が評判で、「おみみショップ」には全国から来店者が訪ねる。
大槻さんが日々大切にしているのは「正しい補聴器の使用方法を”口うるさいほど”徹底して伝える」ことだという。その真意を聞いた。
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「人間の耳は、体の中でも特に繊細に作られた器官だ」と大槻さん。そのため医師の投薬や手術による治療で加齢難聴が改善するケースは、まず見られないという。
そこで求められるのが、治療に代わる、補聴器調整者が扱う補聴器の存在だ。大槻さんによると補聴器の機能・仕掛は日進月歩のペースで進化しており、そのぶん補聴器店の役割も増しているという。その役割とは大きくふたつに分けられる。ひとつめは「補聴器を調整する技術力と知識」。もうひとつは「購入者に正しく使用してもらうために指導・啓発すること」だ。
補聴器は「道具」
「超繊細な耳を補助する補聴器もまた繊細だ」と大槻さん。じっさいに補聴器の音は音の出口にたった一粒耳垢がついただけで、言葉の鮮明さは大きく変わるという。また装着も正しく行われなければ調整どおりの性能や聴こえは得られない。
「私の店では、日々の手入れ方法や装着方法は何度も徹底して説いています。いくら進化しても、補聴器は『道具』です。進化して人工知能が組み込まれても、正しい装着がされず、日々の手入れが疎かなら真価は発揮されません。道具だから、それを伝えるのは専門家の責任だし、それを守るのは購入者の大切な役割です」と話す。
■おみみショップ/戸塚区下倉田町244の1/【電話】045・861・8984(予約優先)
瀬谷区役所から防災・減災に関するお知らせ自宅が安全ならお家で避難が有効。自宅の安全を確保し、備蓄品を準備しましょう。下記動画もチェック。 https://www.city.yokohama.lg.jp/seya/kurashi/bosai_bohan/saigai/t20230904115015761.html |
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