更生保護に貢献したとして、区内で保護司を務める宮本千秋さん、太田和代さん、相原明さんがこのほど法務大臣表彰を受賞。11月21日の神奈川県更生保護大会で表彰式が行われた。
保護司は保護観察処分を受けた少年や刑務所から仮釈放された人々に対して、生活面の助言、進学・就労の支援を担う。また、受け入れ準備として引受人や帰住地も調整する。今回は県内53人が、法務大臣表彰を受賞した。
区内の受賞者の一人、宮本さん(70)は地域防犯に携わっていた経験などから2001年に保護司になった。活動においては面談相手が時間通りに来ないことが多く、苦労したという。対象者と話す際は日常の様子など身近な話題を振りながら少しずつ距離を縮める。
保護司の任期は2年で、定年制のため76歳以上は再任されない。宮本さんは受賞を受けて「定年まで精いっぱい頑張りたいです」と意気込む。
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