横浜隼人高校の女子バレーボール部(佐藤喜一郎監督)が、昨年11月の「全日本バレーボール高等学校選手権大会」の神奈川県予選で準優勝し、1月5日(日)から開催される全国大会に出場する。
今回出場するチームは2018年11月に始動。1年生から3年生までの部員33人をまとめる部長の美島緑選手(3年)は「最初は個性が強くまとまらなかったけど、練習や試合を通して一つになってきました」と話す。佐藤監督はチームについて「突出した選手はいないものの、全員が主力のつもりで点を取り、守る”全員バレー”を掲げている」と話す。また、ビーチバレーの全国大会で準優勝した経験も持つキャプテンの福田鈴菜選手(3年)らが、チームの精神的な支えになっているという。
上位2チームが全国に進める県予選。代表決定戦となる準決勝では、相原高校(相模原市)と対戦。第1セットを奪うも、第2セットはミスが目立ち落とした。運命の第3セットはサーブから流れを引き寄せ、全国切符を掴んだ。決勝戦は橘高校(川崎市)に敗れ、準優勝となった。
「感謝忘れず全力で」
横浜隼人の女子バレー部が、11年1月から毎年行われている同大会に出場するのは初。前身の全国高等学校バレーボール選抜優勝大会も含めると16年ぶりの出場となる。初戦は16年前と同じ古川学園(宮城県)だ。「前回は負けたが今回は負けない。楽しんでバレーが出来れば結果が伴ってくる」と佐藤監督。福田選手は「周囲の支えがあってこの大舞台に立てることを忘れずに、全力で戦います」と誓った。
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