第4回定例会で一般質問(2) 市政報告【7】 災害ボランティアの迅速な受け入れへ 横浜市会議員 久保かずひろ
25年前の1月17日、阪神淡路大震災が発生し、近畿の広域に甚大な被害をもたらしました。この震災をきっかけとして、広がりを見せたのが「災害ボランティア」です。私も当時神戸に住んでおり、ボランティア活動した経験があります。
ボランティアと被災者を繋ぎ、スムーズで効果的な支援につなげる役割を担うのが「災害ボランティアセンター」です。しかし、昨年9月の台風15号では大きな被害を受けた金沢区の工業団地において、他都市の団体が活動を行おうとした際、現地との調整に苦慮したそうです。この点を12月の市会の一般質問で取り上げたところ、林市長からは「被害が局地的で当初はボランティアの受け入れを想定しておらず、社会福祉協議会などとの調整に時間を要した」「今後は被害状況や被災者のニーズに応じ、迅速に開設できるよう関係各所と調整していく」との答弁がありました。
センター開設にあたっては、ボランティアの方々に対し、被災状況やセンター設置を速やかに伝えることも重要であり、この点も市に要望。今後はより迅速に、市と区役所のトップページ、市社会福祉協議会のホームページに情報掲載し、受け入れ情報を発信することになりました。
児童虐待の防止を
全国各地で、虐待により子どもが亡くなる痛ましい事件が絶えません。昨年9月に中央児童相談所を視察し強く感じたのは、高度な専門性が求められる「児童福祉司」の人材育成の重要性です。市では現在、法定研修や司法・医学・面接技術などの実践的な研修、外部の専門機関への派遣などを行っています。一般質問では人材育成の更なる充実を求めました。
虐待を防ぐには児童相談所や行政、学校などの連携も欠かせません。国は令和4年度までに各市町村に対し、子どもや家庭に関する相談対応、支援機関とのコーディネートなどを行う「子ども家庭総合支援拠点」の設置を求めています。市では、各区役所の機能強化を図ることによる拠点設置に向けて、検討を進めているとのことです。
瀬谷区役所から防災・減災に関するお知らせ自宅が安全ならお家で避難が有効。自宅の安全を確保し、備蓄品を準備しましょう。下記動画もチェック。 https://www.city.yokohama.lg.jp/seya/kurashi/bosai_bohan/saigai/t20230904115015761.html |
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