家庭倫理の会横浜西の会長を務める 仲野 直実さん 阿久和南在住 54歳
「楽しく活動」を実践
○…家庭倫理の会横浜西は２０１８年９月、家庭倫理の会横浜市が東西に分かれて発足し、現在は約７００人の会員が所属している。その目的は心の勉強を深め、健全な家庭作りを推し進めること。基本となる活動が、毎朝５時から開かれている「おはよう倫理塾」で、朝型の生活習慣を身に付け、日常生活をより良くするヒントを学ぶ。「朝早く起きていると、不思議とタイミング良く物事が進む。家族にも明るくおはようと言えるから気持ちいですよ」と笑顔を浮かべる。
○…家庭倫理の会に入会したのは４年前で、横浜西が発足することをきっかけに初代会長に就任。会員が主体性を持ちながら楽しく活動するという、理想を目指して邁進中だ。「皆さんが楽しく活動できるなら、どんどん変えていきましょう」と会員に呼びかけ、就任２年目は様々なアイデアが寄せられている。「調整が大変で嬉しい悲鳴」と語る様子から、活動の充実ぶりが窺える。
○…家族は夫、20代になる２人の子どもと義母。育った環境も価値観も異なるという夫とは、時にぶつかり合い、話し合いながら共に子育てに奮闘してきた。テレビドラマが好きで、「下町ロケット」など不可能を可能にするべく闘う人々を描く作品がお気に入り。
○…新型コロナウイルス感染症の影響によって会って活動できない日々が続くが、「会員の心を少しでも明るい方向に」と、スマホでライングループを作り、楽しい話題や動画を共有。ツィッターでは短歌を投稿し合うなど、ネットでコミュニケーションを育む。ビデオ通話を活用したセミナーなども行っており、「会えない不自由を経験したことで、より会員間の絆が深まりました」と、コロナ禍にあっても前を向き続けている。
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