神奈川県赤十字血液センター(港北区)と横浜瀬谷ライオンズクラブ(LC/佐藤康会長)が6月20日、瀬谷駅北口広場で献血活動を行った。
当日は58人受け付け、46人が献血に協力。17800ミリリットル採血した。区内に献血バスが来ることを知った20代女性は「輸血はあって困るものではないので自分に出来ることがあれば協力したい」と笑顔。また区内在住の60代女性は「今回のように献血バスが身近に来てくれるとより献血に協力しやすくなる」と話した。
同センターによると、新型コロナウイルス感染症の感染拡大や緊急事態宣言に伴う外出自粛の影響で1日あたりの必要人数900人を下回る状況が続き、街頭での呼びかけを実施していたという。スタッフの松岡優美さんは「解除後はさらに輸血を必要としている人が増えてくる。16歳以上の方はご協力いただきたい」と話す。この現状を聞いた同LCは、年2回の献血バス手配以外に地元でできることを増やしたいという思いから急遽会員を集め、協力を申し出たという。佐藤会長は「事前の呼びかけが少なかった中でも多くの方に協力いただき感謝している。当会では献血に関心のある会員も多いので、今後も力になれることがあれば取り組みたい」と語った。
県内の献血バスの運行予定は同センターのホームページで確認できる。
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