神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
瀬谷区版 公開:2020年7月23日 エリアトップへ

2020年度の会長として神奈川県弁護士会の舵を取る 剱持(けんもち) 京助さん 横浜市出身 58歳

公開:2020年7月23日

  • LINE
  • hatena

自治に誇り、襟正す

 ○…「基本的人権の擁護と社会正義の実現」が弁護士の使命。その実現のため、弁護士会は権力から独立した「自治」が士業で唯一認められており、その自治に誇りを持つ。約1700人におよぶ全国有数の弁護士会のトップとして「きちんとやっていかなければならい」と襟を正した。

 ○…任期は1年。「何か始めようとすると、形になる前に終わってしまう」と指摘し、「業務の要不要を整理するきっかけづくりができたら」と話す。4月1日に船出した新執行部だが、新型コロナの影響は必至。接触を避けるために活動場所をフロアで分け、またビデオ会議なども導入。「今までのやり方でなくてもできることが分かった」と気づきも得た。

 ○…保土ケ谷区出身。生家は西区との境にある松原商店街のすぐ近くだった。市立桜丘高校で学び一橋大学法学部に進む。一旦は官僚(農林水産省)として霞ヶ関で働いたが、「机上での仕事より、生身を相手にしたい」と、1年たたずに辞め、司法試験を受け始めた。そして4回目の挑戦で見事合格。福井で1年半ほど修習生活を送り、小田原の法律事務所に所属することに。それ以来27年にわたり、一般民事を扱う「マチ弁」として活動してきた。

 ○…子どもの頃は釣りに熱中、埋立て前の金沢区の海をはじめ県内の海岸線はほとんど制覇したという。「朝型」と自称し、夜明け前のウォーキングが気分転換に。4月以降は大磯の自宅と中区の弁護士会館との往復が続く。「(弁護士会以外の)自分の仕事は1割程度ですかね」とはにかんだ。会は今年で創立140年。その節目の会長として「歴代の想いを受け継ぎ、業務の合理化に踏み込んでいきたい」と10年後の大きな節目を見据えた。

瀬谷区版の人物風土記最新6

横山 悟さん

「横浜隼人高校×ぽかぽかプラザ活性化プロジェクト」の取りまとめを担う

横山 悟さん

三ツ境在勤 62歳

3月28日

牟田 茂男さん

福島第一原発事故を題材に、絵本の原画展を開催している

牟田 茂男さん

旭区善部町在住 73歳

3月21日

石坂 幸子(こうこ)さん

創立40周年記念コンサートを開く、女声合唱団「せやあじさいコーラス」の代表を務める

石坂 幸子(こうこ)さん

阿久和南在住 86歳

3月14日

菅原 美穂さん

横濱花博連絡協議会の副会長を務め、マスコットのブンブンをデザインした

菅原 美穂さん

下瀬谷在住 38歳

3月7日

阿久津 修さん

厚生労働大臣表彰を受けた瀬谷北部地区民生委員児童委員協議会の会長を務める

阿久津 修さん

上瀬谷町在住 73歳

2月29日

家田 昌利さん

能登半島地震の緊急消防援助隊神奈川県大隊の第二次派遣で大隊長を務めた

家田 昌利さん

相模原市南区在住 59歳

2月22日

あっとほーむデスク

  • 3月28日0:00更新

  • 3月14日0:00更新

  • 2月29日0:00更新

瀬谷区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月28日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook