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瀬谷区版 公開:2020年7月23日 エリアトップへ

細谷戸連合町内会 4年連続無火災を達成 区内初の市長表彰に輝く

社会

公開:2020年7月23日

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森区長(左)から感謝状を受け取った大坪会長
森区長(左)から感謝状を受け取った大坪会長

 4年間にわたり連続無火災だったとして、細谷戸連合町内会(大坪陸男会長/824世帯)が今月16日、瀬谷区の地区連合で初という市長表彰を受けた。住民に対する防火・防災意識の啓発や、近隣団体との連携強化などが実を結んだ。

 横浜市には連続無火災地域の表彰制度があり、世帯数で基準が異なる。細谷戸連合町内会は「5000世帯未満」の区分になっており、連続無火災期間が2年で区長、3年で市消防局長、4年で市長表彰となる。

 瀬谷消防署によると、市消防局には1992年以降の記録があり、市長表彰の回数は同会含めて36回。区内の地区連合では、今回が初という。

 今年6月16日の午前0時に、4年連続無火災を達成した同会。毎年の防災訓練のほか、高齢者の安全対策として、瀬谷消防署と連携した住宅防火診断などを推進している。また、住民の孤立や孤独死を防ぐため、支援の輪を蜂の巣のように巡らせる「ビーハイブ活動」も、地区社会福祉協議会や地区民生委員児童委員協議会などと協力して実施。高齢者の見守り活動や、軽作業をサポートするお助けパートナーなどを展開してきた。

 無火災について大坪会長は盆踊りなどの行事や年末の特別警戒を通じ、住民に火災予防を訴えてきた点が大きいと分析。今年は新型コロナウイルス感染症の影響で行事開催が難しくなるが、回覧形式の広報誌を配布に切り替えるなど情報発信に努めるという。

 16日は地区連合会長などが集まる会議が区役所であり、森秀毅区長から大坪会長に感謝状が手渡された。大坪会長は「市長表彰を受けたから、これで良いというわけではない。記録にこだわらず今まで通り防火を呼びかけていく。それが無火災につながる」と気を引き締めていた。

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