瀬谷区商店街連合会(伊藤吉治会長)の活性化委員会が企業や店舗向けに行うデリバリーサービス「せーやーいーつ」の弁当が6月末から7月にかけて、区内の子ども食堂で配られた。コロナ禍で始まった、子どもの食を支援する全国プロジェクトの一環だ。
全国プロジェクトの一環で
「子どもの食緊急支援プロジェクト」と銘打たれた取り組み。新型コロナウイルス感染症の影響により、子ども食堂などの活動が全国的に止まる中、サポートが必要な児童などに食事を提供するというもの。実業家や学者などがプロジェクトを立ち上げて寄付金を募り、全国各地の児童家庭支援センターを通じて、支援が展開されている。
瀬谷区では児童家庭支援センターうぃずが、「せーやーいーつ」と区内の子ども食堂をつなぐ役割を担った。せーやーいーつは、区商連加盟の飲食店の弁当を区内の事業主や施設などに配達するサービスで、コロナ禍のなか始まった。今回の取り組みでは、6月29日と7月20日に南台の「こども食堂ラッキー」へ、7月1日と15日に「下瀬谷こども食堂」へ弁当を届けた。
7月20日に用意された弁当はガッパオハンバーグ、うどん、カレー、天津丼と多彩。配布開始前から親子連れが行列を作り、60人以上が訪れる盛況ぶりだった。3歳の子どもと訪れた母親は、「子どもも小さく今は外に食べにいけないので、美味しいお弁当をいただくことができ嬉しい。地域のお店を知ることもできました」と喜んでいた。活性化委員会の川口健太委員長は「子どもたちが笑顔で帰ってくれるので良かった」と手ごたえを感じていた。
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