神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
瀬谷区版 公開:2020年9月24日 エリアトップへ

区民グループ 「音楽文化、前に進めよう」 行事でウィズコロナ模索

文化

公開:2020年9月24日

  • LINE
  • hatena
終盤にはピアノ連弾も
終盤にはピアノ連弾も

 区民らで構成される「”音楽のまちSEYA”実行委員会」(志村紀美江実行委員長)が今月19日、コロナ禍で様々な活動が制限されるなか、音楽文化を前に進めようというピアノコンサートを瀬谷公会堂で開いた。関係者のトークセッションもあり、約200人の来場者とともに、これからの音楽の在り方などを考えた。

 同委員会は音楽を通じた地域活性化を目指して2019年に結成され、年末には区民合唱団の第九コンサートを開催。今年も12月に区民参加型の合唱コンサートを行う計画だったが、感染拡大防止のためオーケストラとピアノの演奏会に変更することになった。

 音楽文化を前に進めるトライアル公演と銘打った19日のコンサート。密集しないよう観客席の間隔をあけて行われ、満員の約200人が訪れた。冒頭では、ピアニスト小介川淳子さんが演奏。難聴が始まった頃のベートーベンが作曲したという「悲愴」を披露し、「葛藤や苦しみのなかに希望の光を感じさせる曲。今の時代にも通じるものがある」と話した。

 「これからの音楽活動Withコロナ」と題したトークセッションは、国内外で活躍する指揮者の奥村伸樹さん、小介川さん、公会堂の運営業務責任者の車秀徳さん、志村委員長の4人が参加。行事開催に伴う規制が段階的に解除される一方、コロナ前のように純粋にコンサートを楽しめる「心の解除」が難しいとの意見があった。また、奥村さんは、ペストの流行期にニュートンが万有引力を発見したという史実や、テレワークがコロナ禍で急速に普及した事例などを取り上げて、「今の状況は悲しいことではあるが、変化するチャンスでもある」と前向きに考えて行動しようと観客に呼びかけた。

 コンサートを訪れた70代の女性は、「久しぶりに生の演奏を聴けて心が洗われる思い」と喜び、「辛い時こそ新しいものが生まれるし、明るい未来が待っているんだと思いました」と話した。
 

瀬谷区役所から防災・減災に関するお知らせ

自宅が安全ならお家で避難が有効。自宅の安全を確保し、備蓄品を準備しましょう。下記動画もチェック。

https://www.city.yokohama.lg.jp/seya/kurashi/bosai_bohan/saigai/t20230904115015761.html

<PR>

瀬谷区版のトップニュース最新6

公式マスコットが決定

国際園芸博覧会

公式マスコットが決定

自然の感情を伝える精霊

3月28日

地域店舗の活性化に一役

瀬谷小5年生

地域店舗の活性化に一役

独自メニューやレシピ本で

3月28日

新社殿、地域に披露

熊野神社

新社殿、地域に披露

催しも再開へ

3月21日

住宅の脱炭素化へ本腰

横浜市

住宅の脱炭素化へ本腰

補助や新制度で普及後押し

3月21日

新聞で商店街の魅力発信

区内小学生

新聞で商店街の魅力発信

こだわりや人柄掘り下げる

3月14日

避難所備蓄に不安も

災害時トイレ

避難所備蓄に不安も

携帯型、1日で尽きる恐れ

3月14日

全国展開だから安心査定

ただいま査定額40%アップ実施中です。

https://www.otakaraya-shop.jp/akuwa/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 3月28日0:00更新

  • 3月14日0:00更新

  • 2月29日0:00更新

瀬谷区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

瀬谷区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月28日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook