10月に大会を初開催した瀬谷区硬式テニス協会の会長を務める 磯田 憲佑さん 阿久和西在住 81歳
日々研鑽、まだまだ現役
○…昨年設立された瀬谷区硬式テニス協会。区内初の硬式テニス協会の初代会長として役員12人と共に歩みを進める。宮沢の小川テニスクラブに所属し、81歳にして現役選手。全国各地の大会に出場しながら、同クラブで参加者の練習メニューを考案するなど、指導者としての側面も持つ。「テニスは年齢に応じた楽しみ方ができる。老若男女関係なく裾野が広がるように、協会と硬式テニスの繁栄を目指していきたい」と意気込む。
○…熊本県出身。父がテニスをしていた影響もあり、中学・高校では軟式テニスに励むも、大学ではテニスから一度離れた。24歳の時に就職で横浜市に移り住み、造船会社の事務をしながら社内のテニス大会に参加。これを機に再びプレーするようになり、社内では実力者が集まる硬式テニスの大会に出場した。「大人になって硬式をやるようになったのは父の影響だね」と振り返る。
○…30代で瀬谷区に引越した際、小川テニスクラブと出合い、今日までプレーを重ねてきた。70歳で参加した東日本オープン戦ベテランの部ではダブルスで優勝。また、70代半ばでは高齢の選手たちが競い合う「ねんりんぴっく」に横浜市代表として出場し、ダブルスの団体優勝に貢献した。これまでの成績は輝かしいものの、「運が良かっただけだよ」と謙虚さを見せながらもお茶目に笑う。
○…人生の半分以上をテニスと共に歩み、毎日やりすぎないように心がけるほど、自らを「テニス馬鹿」と表現する。コロナ禍で思うように活動できなかったこともあったが、「日々の生活リズムを崩さずに過ごすことが元気の基本」とし「85歳まで現役で頑張るよ」と目を輝かせる。選手兼会長として、日々研鑽を積みながら歩んでいく。
|
|
|
|
|
|