来年の東京2020オリンピック・パラリンピックに向けた、テロ災害の合同対策検討会が11月12日に瀬谷消防署で開催。警察や消防など関係機関が、集客施設でテロが発生した際の対応などを確認し合った。
参加したのは相模鉄道(株)、瀬谷公会堂、瀬谷警察署、瀬谷区役所、瀬谷消防署、旭消防署の南本宿特殊災害対応隊の6機関。テロ災害への対応力向上と連携強化を図る狙い。昨年は瀬谷駅の北口駅前広場で実地訓練を行ったが、今年はコロナ禍を受けて、図上の検討会形式となった。
この日は、三ツ境駅と瀬谷公会堂でのテロ発生を想定。同駅では化学物質が疑われる不審物が撒かれたという状況を受けて、立ち入り禁止区域の設定や避難場所確保などを確認した。瀬谷公会堂の想定は行事開催中に、「爆発物を仕掛けた」と叫ぶ不審者が凶器を持ち乱入してきたというもの。観客の安全確保のためには最初の避難導線が重要だとして、参加機関が意見を交わした。
講評で警察署の警備課長は「各機関の活動内容の共有や課題の抽出など活発な意見交換ができた」と振り返りながら、「今後もこのような機会を継続するとともに、エア訓練なども実施したい」と展望を語った。
瀬谷区役所から防災・減災に関するお知らせ自宅が安全ならお家で避難が有効。自宅の安全を確保し、備蓄品を準備しましょう。下記動画もチェック。 https://www.city.yokohama.lg.jp/seya/kurashi/bosai_bohan/saigai/t20230904115015761.html |
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