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瀬谷区版 公開:2020年11月26日 エリアトップへ

障がい者向けに初の教室 横浜FCコーチが指導

社会

公開:2020年11月26日

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コーチに見守られながらペアを組んでボールを蹴った
コーチに見守られながらペアを組んでボールを蹴った

 サッカーJ1「横浜FC」のスクールコーチによる障がい者向けの教室が11月14日に瀬谷スポーツセンターで開かれ、15人が参加した。主催は瀬谷区役所。

 区の障がい者のスポーツ振興の一環で、区地域振興課の職員によると、障がい者向けのサッカー教室を開くのは初という。同課職員は「高校卒業後はスポーツをする機会が少なくなるといった声も。教室がスポーツに取り組むきっかけになれば」と話す。

 当日は高校生以上の参加者15人がパスやドリブル練習で汗を流した。男性の参加者は「コーチとペアを組んで練習できたのが良かった」「ポイントポイントで優しく教えてくれたのでハードだったけど楽しかった」と話していた。

 指導したのは横浜FCサッカースクールのコーチを含む4人。参加者と交流しながら、ボールの蹴り方や蹴るときの姿勢などについて指南した。横浜FCでは障がい者スポーツの普及や交流などを目的に「横浜FCヨコハマぽるとカップ」を開催するなど地域貢献活動にも注力。コーチの一人として参加した柿沼大介さんは「僕たちも高校生以上の障がい者の方に教えるのは初だった。年齢に限らずサッカーを通して楽しみの一つにしてもらえたら」と語った。
 

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