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瀬谷区版 公開:2020年12月24日 エリアトップへ

NPO法人瀬谷丸 大槌町の鮭で児童に笑顔 小学校の給食に600食贈る

社会

公開:2020年12月24日

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鮭フライをたべる4年2組の児童たち
鮭フライをたべる4年2組の児童たち

 東日本大震災で被災した人や地域に対して復興支援を続けるNPO法人瀬谷丸(露木晴雄代表)が12月10日、被災地の一つである岩手県大槌町で獲れた鮭600食を二つ橋小学校(青木和裕校長)の給食に贈った。

 大槌町に定置網漁船を贈った「『三陸沖に瀬谷丸を』実行委員会」を前身として、2017年に設立認証された同法人。今も年2回ほど現地に足を運び、交流や支援を続けている。

 大槌町で獲れた鮭は16年度以降、区内の一部小学校で年一度の特別メニューとして提供されていた。しかし、今年度は新型コロナウイルス感染症の影響で3カ月近く休校していたこともあり、特別メニューは中止に。また、大槌町の漁業組合からコロナ禍で鮭の在庫を抱えて困っているといった声もあり、同法人が鮭600食を購入。10日に鮭フライにして提供された。

 青木校長は「子どもたちに旬の鮭を届けていただきありがたい。微力ながら瀬谷丸の活動や被災地にエールを送れたら」とコメントした。この日、給食を食べた4年生の安喰(あんじき)結那さんは「サクサクして美味しかったです」と笑顔。福永徠翔(らいと)くんは「世界一美味しかった。また来年も食べたいです」と話した。

震災から約10年

 発災当時から被災地で炊き出しなどの支援を続けていた露木代表。「私たちの活動も、委員会立ち上げ前から数えると10年目を迎える。今後も継続的な支援ができるように力を注いでいきたい」と力強く語った。
 

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