横浜市が2月15日、(仮称)旧上瀬谷通信施設公園の基本計画(素案)に関する市民意見募集の結果を発表。設置を望む施設や全面供用の前倒し、環境保護など416件の意見が寄せられた。
市の素案によると、同公園は「賑わい」「レクリエーション」「発信」「実践」の4エリアに分けて整備。「賑わい」では飲食や物販施設を、災害時の広域応援活動拠点にもなる「レクリエーション」にはスポーツやアウトドア活動の拠点などを設けるという。「発信」では自然と暮らしが調和した持続可能なライフスタイルをPRし、「実践」では自然観察や環境学習を行うとしている。
現段階の計画では、2023年度から一次整備に着手し、27年に国際園芸博覧会を開催予定。翌28年度から2次整備に取り掛かったのちに、一部供用を開始する。全面開園は、43年度頃の見通し。
市民意見は12月17日から1月15日にかけて募集。はがきやファクスなどで227通の回答があり、意見総数は416件に上った。公園のテーマや方向性については「しっかりと緑を残した公園を作って欲しい」や「地球温暖化対策を重視して欲しい」などの要望があったほか、「災害時に頼れる場所になってほしい」と防災機能の充実を求める声も。希望する園内施設については、芝生広場やウオーキングコース、野球場などのスポーツ施設が挙がっていた。また、「整備に時間を掛けすぎる」として、国際園芸博覧会の開催から10年以内の全面供用を望む声もあった。
市はこの結果を踏まえて、基本計画(原案)の策定に向けた検討を進める考えだ。
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