瀬谷消防署(西川浩二署長)と資源循環局瀬谷事務所(澤野仁晴所長)がこのほど、協働で高齢者などの安全対策に取り組んだとして、市の表彰制度「チーム横浜賞 消防局長賞」を受賞した。
この制度は、市職員による優れた取り組みが選出されるもの。2020年度は各局から319件の推薦があり、市長賞5事例などが選ばれた。消防局長賞は3事例。
同消防署と同事務所は昨夏から、高齢者に火災や怪我の予防をアドバイスする「防災訪問」と、ひとり暮らしの高齢者などを対象とした「ごみ出し支援」を連携させた取り組みを推進。ごみ出し支援の申し込み時に、同事務所の職員が防災訪問を紹介し、これまでに18件が実現した。そのうち1件はテーブルタップの異変を見つけ、火災を未然に防ぐことにつながったという。
表彰式は3月11日に消防局で開催。15日には同事務所で伝達式があり、西川署長から澤野所長に賞状などが手渡された。西川署長は「皆さまの協力により、人命に係わっていたかもしれない火災を防ぐことができました」と感謝の気持ちを伝えた。澤野所長は「市民生活の最前線で働くものとして、市民の安心と安全を支えていきたい」とこれからの意気込みを語った。
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